前陣異質攻守型

 


前陣異質攻守型とは?

粒高ラバーや表ラバー、アンチラバーなどを使用して、ナックル性ショートや変化のあるショートで相手を惑わし、ミスを誘う戦型です。
甘い球は裏面ドライブや反転しての攻撃で、隙を与えません。
これもいかに相手の攻撃を守りきるかが重要となり、強い精神力や忍耐が必要となってきます。
また、反転して攻撃に転じるタイミングも重要といえます。

 

主な前陣異質攻守型の選手

加山兵伍(日本)末益亜紗美(日本)など…

 

前陣異質攻守型に合うラケット

<ペン、シェーク両方に言える事>

ブロックなどをするときにあまり弾み過ぎるのは良くないでしょう。
適度な扱いやすい弾みのものから始めると良いと思います。

<シェーク型>

守備用のラケットを使用すると良いでしょう。
また、グリップはストレートあたりが良いと思います。

<ペン型>

前陣異質攻守型には反転式ペンホルダーが最適です。
また、最近は中国式ペンホルダーでの前陣異質攻守型の選手が増えてきています。
どちらにするも、自分次第です。よく考えてから購入しましょう

 

 

前陣異質攻守型によく合うラバー

前陣速攻型でのラバーの組み合わせのパターンは主に、
1.フォア面:表ソフト バック面:裏ソフト
2.フォア面:粒高 or アンチ バック面:表ソフト or 裏ソフト
です。
組み合わせによって戦型は大きく違ってきます。

粒高ラバーの変化で惑わすのか、アンチラバーや表ソフト特有のナックル性ボールで相手を翻弄するのか など。
どのような選手になるのかは、このラバーの組み合わせで決まると言っても過言ではないだろう。

 

最後に

この戦型はあまり見かけませんが、非常にやっかいな存在です。
変化のあるショートやプッシュで、コースを突くので、相手側のフットワークが重要になります。
浮いた球も打ってしまうので、非常に有利です。
しかしその反面、ブロックの正確さ「守備力」が無いと勝てません。
とにかくブロックを重点的に鍛えることが勝利への道になると思います。
もちろん、プッシュや裏面ドライブ、反転してのドライブなども絶対に必要です。
人一倍練習すべき戦型であると言えます。